ペンドラーパーティ

自分がBWダブルにおいて2個目につくったガチパ。
1個目はマリルリメガヤンマの焼き直しだけど、水ロトムに弱すぎてその問題解決を放置してたから、実質的な1個目のパーティはこれかな。
ちなみに、このパーティでも結構な数レートをやって、大体1820付近をうろつく程度の強さで、それ以上にはいけなかった。

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
ペンドラー メガホーン 岩雪崩 身代わり 守る 黒いヘドロ
ボーマンダ 流星群 龍の波動 大文字 ハイドロポンプ 拘りメガネ
ウォッシュロトム 10万ボルト 目覚めるパワー氷 電磁波 トリック 拘りスカーフ
メタグロス コメットパンチ 地震 バレットパンチ 守る オッカの実
カビゴン 恩返し 馬鹿力 岩雪崩 守る ラムの実
ラティオス 流星群 目覚めるパワー地面 神秘の守り 守る 命の珠


概要


ラティオスを拘りアイテムなしで縛ることができるペンドラーを軸に組んだパーティ。
ラティオスを拘りアイテムなしで縛れるポケモンには、他にマニューラがいるが、こいつはグロスのバレット圏内に入るまでが非常に早くて、ラティグロスの並びに対しても、一方的に強いとは言い難い。
しかし、ペンドラーメタグロスのコメットバレットも耐えうる耐久力を持ち合わせているため、他のラティを縛れるポケモンに比較して場持ちがよい。
また、ペンドラーのように一方的にラティを縛れるポケモンを用意することで、ボーマンダみたいな支配力が高いのにラティがいることで動きづらくなるポケモンを動かしやすくすることもできる。


ペンドラー


実数値 陽気 161-115-111-*-89-180

火力
メガホーンで156-101ラティオス1発
75%岩雪崩で193-105サンダーの身代わりが壊れる。

物理耐久
187メタグロスの75%岩雪崩最大乱数以外2発耐え

特殊耐久
167ライコウの10万ボルトを身代わり分残して耐える。


このパーティの中核。
他のラティを縛れるポケモンとの違いは耐久力の高さなので、Aラインをメガホーンでラティ1発までに抑えて、残り分は耐久重視に振ってる。
ちなみに、この攻撃力だとサンダーに対する75%岩雪崩の最低ダメージが48となり、ぴったり193−105サンダーの身代わりを割ることもできる。
耐久のラインとしては、物理面が、ヘドロ回復込みで187メタグロスの75%岩雪崩最大乱数を2連で引かない限り2発耐え、特殊耐久は、全振りライコウの10万ボルトを食らった後、身代わりがはれるラインまである。
また、メタグロスのコメットバレットにおいては、A実数201までは確定で耐えることができて、それ以上のラインも乱数上から4つ程度までは対応している。
元々は、145-115-126-*-88-180(個体値31-29-31-26-28-31であって理想値ではない)の205メタグロスのコメバレヘドロ込み確定耐え+C実数105クレセリアのサイキネ耐え(上記の個体では両方とも最大乱数、理想値だと両方とも確定になる)の2つを両立したラインになっていた。
しかし、特殊耐久が低さが気になり、物理耐久をほとんど変えずにHを16も上げれることが計算して分かったため、205グロスのコメバレ確定耐えを断念して、特殊耐久を上げるためHを伸ばす配分にした。
ちなみにライコウの10万を食らった後、身代わりを張れるラインというのは、ライコウの使用頻度やこのパーティのライコウと直面した時、別の立ち回り方も一応できることから、基本的にあまりその通りに役立つことはないと思われるが、何度かペンドラーライコウが直面して先に10万食らったら身代わり張れなくて、技選択が制限される局面があったので一応書いておいた。



ボーマンダ


実数値 控えめ 171-*-102-176-101-152

火力 
メガネ大文字で187-133メタグロスが下乱数4以外で落ちる。

物理耐久
194ヘラクロスの鉢巻ストーンエッジ威嚇込耐え


恐らく中核であるペンドラー以上に異彩を放ってる存在であり、今回持ち物にメガネを採用した。
普通ダブルにおけるボーマンダは、ラティのせいでアイテムに依存しない限り動きにくいポケモンであるため、タスキやスカーフを持たせることが多いが、このパーティはペンドラーでラティを縛ることができるため、ボーマンダに火力アップアイテムを持たせることができる。
拘りメガネをもったボーマンダの破壊力は凄まじく、ジュエルと違ってドラゴンと炎両方を強化させることが可能で、特に並の炎タイプより火力の高い大文字を打ち出すことができ、187−133グロスも高乱数で落とすことができるという珠では再現できない火力を実現することもできる。
また、今回はCS振りを使った(シングルの使いまわしであるため威嚇込みでヘラの鉢巻エッジ耐えになってて若干防御に行ってるがその分はCに回した方がいい)が、グロスのコメバレ耐え調整をして、大文字→火炎放射にしてコメバレを耐えながら火炎放射でグロスを2発で落とす(メガネなしだとオッカグロスを火炎放射2発で落とせない)という方式も途中から候補に挙がってた。
しかし周りのラティのジュエル流星群耐えが多い中、流星群の威力が落ちるのは、ちょっと削った相手に流星群しても残る危険性があったため、CS振りのままにした。



ウォッシュロトム


実数値 臆病 147-*-127-144-127-143

火力
目覚めるパワー氷+178メタグロスバレットパンチで184-115-105ガブリアスが落ちる。

特殊耐久 145サンダーの10万ボルト2発耐え

S
補正なし90族+1(最低ラインとして139ドーブル抜き)


電気、岩、氷等の飛んでるポケモンが持ってる一貫性が発生しない飛んでるポケモンという枠組みで採用。
スカーフにした理由は、スカーフドーブルに対抗する能力や、トリックによるクレセリアやトリルポケモンに対する妨害、ガブリアスに対して上から大ダメージを与えられるポケモンの確保などがあげられる。
配分は、かなりC寄りに振っていて、めざパ氷+178メタグロスバレットパンチでH4振りのカブリアスが落ちるように設定している。
これにより、初手でばれていなければ集中でガブを落とすことができる。
また、集中をしなくても、先にめざ氷かバレットどっちかを当てておけば、グロスロトムがガブを縛ってる状態が完成し、ガブが自由に動けなくなる。
そしてスカーフ電磁波というのも結構使いやすく、ライコウなどが身代わりを張るより先に電磁波をばらまくことができる。
ペンドラーが速さを生かして場を支配するポケモンであるとはいえ、ラティ以外に対しての支配力は基本的に低めなので、グロスやカビが動ける環境を電磁波でつくるということが大事になってくる。
ちなみにHPは余り分を振ってるだけだが、このラインでちょうど145サンダーの10万ボルトを2発耐えることができる。



メタグロス


実数値 意地っ張り 187−178−151−*−133−93

火力
156-101ラティオスがコメットパンチ+バレットパンチによって珠反動込みで落ちる

物理耐久
205メタグロスの75%地震2発耐え

特殊耐久
161キングドラの雨珠ハイドロポンプ耐え


よくある普通のグロス
ペンドラーと一緒に出すことも少なくなく、炎の一貫性がすごいことになるため、それを防止するためにオッカを採用。
配分は、もっと模索できる気がするけど、雨パに対してグロスを投げることも結構多く、グロス1匹にかかる技を受ける上での負担は割と重たい感じだったのでこの配分で使用中。
ただ、他のパーティよりvsグロス性能が若干低い一面もあるため、速いグロスを採用してもいいかもしれない。



カビゴン


実数値 意地っ張り 255-152-108-*-134-60

火力
馬鹿力で207-133バンギラス1発

物理耐久
205メタグロスのコメットパンチ2発耐え
特殊耐久
182ラティオスのジュエル流星群+2段階減少流星群耐え


サンダーが全体的に辛いため,それを補うためにカビゴンを採用。
配分は、グロスのコメット2発耐えと、ラティのジュエル流星群+半減流星群耐えで、攻撃が馬鹿力で207−133バンギラス1発のライン。
余り分をSに持っていっててかなり速いカビゴンになってるが、60という数字で極端に得をする要素はないため、Sを57(最遅ユキノオー―1)にして霰トリパに強くしても良かったかもしれない。
馬鹿力を採用した理由は、バンギラス+サンダーラティみたいな構造の相手に対して、カビを投げたくなることがたまにあって、その局面でバンギと対面した時、バンギを殴る手段がなくて困ったことが理由。
ヘビーボンバーとか地震とか他にもバンギを殴る技はあるが、この技枠でヒードランナットレイも殴りたかったので馬鹿力にした。



ラティオス


実数値 臆病 156-*-101-181-130-178


ラティオスを採用は、相手にサンダーがいたとき、ペンドラーボーマンダといった並びにすると、サンダーのめざ氷でマンダを倒されてしまう可能性があり、カビを採用した理由同様vsサンダーを厚くすることが目的である。。
ラティオスもラティ同士との同速勝負は嫌であり、それを一方的に勝ちにしてくれるペンドラーは、当然こいつとも相性がいい。
vsヒードランを割とこいつに任せてる一面もあるため、めざ地面を採用し、普通のラティにはあまり見られない神秘の守りの採用をしている。
このパーティは、拘り持ちのポケモンも多く、ロトムでトリックをして敵のクレセを拘らせたとしても、その状況で電磁波をばらまかれてしまうとかなり動きづらくなる。また、拘りポケモンに限らず、メタグロスもラムを持っていないため、麻痺を食らったら困るポケモンには、ほとんど麻痺が通って不利になりやすくなる。
そこで、ラティオスに神秘の守りを入れることで相方に飛んでくる電磁波も防ぐことができ、麻痺で事故ることが少なくなる。
さらに、ロトムのトリックと神秘を同時にうって、神秘を張った状態で敵のクレセを状態異常技で拘らせれば、相手のクレセを完全に置物にすることができて、電磁波クレセ軸の構築を崩すことができる。