ライコウの傾向

自分は今までダブルバトルにおけるライコウというポケモンはひたすらに安定性を重視する構成が良いものであり身代わりや珠などHPを自ら削るアイテムや技はあまり採用するべきではないという考えを持っていた。
しかし日記とか徘徊してるとダブルのライコウに珠という構成の人もなんか割かし見かけるようになって昨日ランダムで珠ライコウと遭遇した。
では実際珠ライコウはどうなのかということについてちょっと考えてみようと思う。

まず自分が今までライコウの構成としてよいと思われた安定性重視の構成からだけど自分はライコウの構成を 10万ボルト シャドボ リフレクター 守る オボンという構成にしてる。ライコウは無振りでグロスの75%地震カビゴンの捨て身タックルをギリギリで確定耐えにできるほどの耐久を持っているので地震食らった後オボン発動でバレットで落ちないようになったりヤンマのさざめきが確定3発になったりして凄まじく高水準の耐久を得ることができる。あとラティオスの素の流星群1.5発もオボンつきで耐えることがある。実際使ってみた感覚ではこのライコウは場にかなりの長時間場に居座ることができ相手の計算も崩れることが多いのでライコウの耐久力における面で十分に生かせてるのはないかと考えてます。オボン以外でも雷プレート食べ残しシュカラムカゴ等とにかく自身のHPを削らないことを重視した持ち物であるなら安定性重視のライコウということができます。
ちなみにこの耐久性重視のライコウは真っ先にライコウの相方として思いつくであろうメガヤンマとの相性はあまりよくありません。ヤンマは本来ひたすらに相手を縛って速攻でつぶしていくという戦術がメインなのですがこのライコウは逆で速攻より安定を求めてるわけで突破力が中途半端になってしまいグロスとか多少耐久が安定したポケモンと戦うとき制圧力が足りなくなってしまいます。なので自分はライコウ ギャラドス メタグロス カビゴン ヌケニン リザードンといった場でも安定していて安全な入れ替え先を用意しているような構成にしてます。


では次に珠ライコウについてですがこいつは上記の安定性のライコウと違って耐久力を極限まで安定したものであると考えずライコウより1ランク下のラティオス程度の耐久力であるとみなして構成をするわけです。なので10万ボルト シャドボ 身代わりor瞑想 守る 珠といったような構成が主となります。ずっと昔ここに書いたようにダースみたいに無茶苦茶身代わりを連打するようなことはできませんが耐久は素より微妙に低いものとみなしてるのでラティオスやサンダー程度の感覚で身代わりを使うなら十分ありだということになります。また、突破力は勿論上がって縛り能力も上がってるためこっちは逆にメガヤンマと相性がいいということになりそれ中心の速攻性重視の構成にすることができるわけです。


つまり耐久性重視のライコウと珠ライコウというのは戦い方が根本から変わってくる全く別のポケモンだと考えることができるわけですね。また、これらのことから耐久が高い低いという境界線はまさにラティオスライコウの間に引かれてるのではないかと考えることができます。あと逆にラティオスの構成を上であげた安定性重視のライコウ見たいに竜の波動 10万 瞑想orリフ 守る オボン みたいな構成にしてみるのも面白いのではないかと考えてみたり(まぁ相性の関係上での耐久性で微妙に変わってくるのもあるしそもそもこれはラティアスでやった方が絶対安定するというのもありますが)。


ちなみに自分は珠ライコウはまだ試したことがないのでこっちに関しては変なこと書いてるかもしれないです。いや高水準個体のライコウもってるんだから試せよといわれたらあれだが(