簡単な2023年総括と未紹介構築

みなさんこんばんは。
今年最後の記事となります。

2023年の構築記事が7月に紹介したレジドラゴ構築が最後となっていますが、
別にこれを最後にポケモンをしていないわけではなくやっていたけど構築をブログ記事として公開していない状態でした。
公開までしなかった理由はそれぞれですが、今回は年の最後なのでその構築を紹介していこうと思います。

当時の画像を持ってきただけなので、レンタルコードは基本的に機能していないです。


1.ガチクレセ

 

対応ルール:レギュD
主な使用大会と結果:第45回がにゅオフ ベスト4

 

この構築を参考に作成しています。
トリル一辺倒のガチクレセではなく、素早さ操作手段が凍える風とのハイブリッド構成になっており、挑発耐性を得たのと同時に行動の選択肢が広いです。

それにより、ガチグマの素早さも85とかなり高い値を確保しています。
これを使い始めた時はとにかく三日月の舞の性能の高さと剣舞ガチグマの強さに驚いていました。
ガチグマの剣舞は威嚇に対する回答となるのは勿論のこと、鉄壁ボディプレス系も大体力技で突破できる、モロバレルもゴーグルクレセと合わせて遮断できるなどとにかくギミックに対する回答に汎用性の低い技が不要なのがとても強いです。

 

カイナの下からボルチェンとガチグマの相性の良さもよく、ガチグマの火炎玉を無償起動しやすいことと、カイナクレセスタート時に「猫トリル」「ボルチェントリル」「凍える風展開」の3パターンから動きを選ぶこともできるので最初に書いた行動択の広さを強く生かせる選出となっています。

 

モロバレルに関してはクレセと並べて胞子しても交代などの手間で胞子ターンをうまく生かせないことや隣の回復もクレセでできることから不要だと判断して悪ウーラオスに差し替えております。
この枠は最初から速くて悪タイプがついてるポケモンが欲しいという要件のもとスカーフウーラオスを採用して、オフでは及第点クラスの活躍はしたものの決めたのが当日の朝だったのでもっといい選択肢があった気もします。

 

オフの結果だけなら100人規模でベスト4とかなり良いものとなっていますが、ランクマで調整時はポテンシャルの高さを感じながらもサクッと2桁ぐらいまで行ける決定的な何かを見つけることができずオフに持ち込むこととなっていました。

正直当日はなんでここまで勝てたのか分からなかったぐらいです。

記事として上がらなかったのも構築がそこまでの満足感がなかったのが理由となります。

 

2.鉢巻ドラパルト

 

対応ルール:レギュD
主な使用大会と結果:テラスクエア#21 ベスト8

SV始まってから各シーズン1回は組んでたドラパルト軸の構築でDでも1個は組みたいと思って作成したものです。

唯一1回だけ出たテラスクエアで予選突破した構築でもあり、予選(BO1)も本戦(オープンBO3)も一貫してこれを使用しました。
また、8月のランクマも後半はずっとこれを使っていて、瞬間だけですがレート2000には乗っていました(その後、溶かした)。


基本的に初手はウインディバレルゲザンでサイクルを回して削れた相手をドラパルトで一気に詰めるプランです。

レギュCまではドラパルトは不意打ちを回避できる身代わりを搭載して使っていましたが、Dだと水ウーラに対する懸念やクレセリアの突破に時間がかかる不安があり、蜻蛉が採用できる且、一撃が重たい鉢巻で組んでいます。
ただ、鉢巻にする最大のネックは不意打ちをドラパルト単体で避ける手段がないので外から回避する手段が必要です。

最初レンタルパーティでリキキリンが入ったドラパルトも試しましたが、リキキリンを出した対戦は大体ただ立ってるだけであることが多く正直強いと思えなかったため、モロバレルの怒りの粉を使って避けるプランで考えることにしました。

 

悪タイプ2匹も入ってる構成が少し珍しいですが、ドドゲザンにテラスを切ることが多く実態は半分ぐらい水タイプであるため、悪の耐性が別にもう1体欲しかったからというのが理由となります。

チョッキドドゲザンと違って悪打点の一撃が重たいのでクレセリアの突破速度が速い点も大きな理由となっています。


相変わらず原種ウインディをずっと使ってますがヒスイだと序盤のサイクルチックな動きをする際に岩が邪魔だったのと、パオカイリューへの行動保証が理由です。

後述するトドロクツキと比べるとドラパルトの場合は余裕でヒスイ化しやすいですが、サイクルチックな動きをする上で岩が邪魔なのとドドゲザンとの兼ね合いで原種になったという経緯があります。

もう少し前のめりにできればヒスイ化できたかもしれません。


また、これとは少し違う構成として9月の鉄輪オフにチョッキキョジオーンを採用した構築も持って行いきました。
キョジオーンは元々ドラゴンが攻めにくい鋼、氷などと戦いやすい性能を持っていることからドラゴンとの相性がいいのですが、残飯で使うと構築がキョジオーンに乗っ取られてしまいキョジオーンを介護するための構築になりがちです。
そこを単体で攻め込めるチョッキで採用しました。
チョッキアタッカーの弱点である火力がない故の特定の相手への腐りやすさも塩漬けで解決するという強みを見出しており、ポケモンとしてのポテンシャルが高かったです。
ただし、試した数日後にはオーガポンが解禁されて違うゲームになったため、ここから先を詰めることはありませんでした。


キョジオーン版


結果自体はそこまで悪くないようにも見えますが、まだ部分的には納得がいっていない所があって調整中のステータスで終わってしまった関係で記事を書くことがありませんでした。


3.メガヤンマ+先制攻撃

対応ルール:キタカミプロローグ
主な使用大会と結果:公式大会レート1783

実に12年ぶりに本格的に調整したメガヤンマ構築で、正直SVで使っていて一番楽しい構築でした。

環境の上位ポケモンがオーガポンやジャラランガが中心であることから、虫も飛行も通りがよく久しぶりに強い環境がやってきたと思ったのと何よりまたメガヤンマを使いたいという気持ちの元、構築しました。


最終レートが1783で一瞬最大1824まで行ったぐらいの結果となります。
正直1824になった瞬間はこれを保存してれば10位台にはなるだろうなとは思ってたけど、今回の自分はメガヤンマで1位になること以外考えていなかったので突き進んだ結果ダメだったというパターンですね。

構築はまさに第4時代に自分が最も得意としていたメガヤンマ軸のビートダウン構築です。
加速を持っていることで守る守らないの択が偏重しやすいメガヤンマを駆使して、初手から初手からヤンマだけ動かしてガブを守るみたいな動きから相手を削っていき、最終的には後続から出てきた先制攻撃で全て刈り取るという動きが主となります。
ミガワリというプレイヤーがどんな戦術を得意としているかと言われると本当にこれに集約されているといってぐらいです。


メガヤンマ自身も長い年月の間に威力50となった虫の抵抗を得たことで、Cを下げながらダメージリソースとして強い全体攻撃を得たのでそれで環境上位のポケモンの1体であるアカツキガチグマとのダメージレースを制することができ、ガブリアスに瓦割があるので壁ロンゲと合わせられても有利をとることができます。

(ノマテラハイボをメガヤンマが貰っても真空波圏外にすることができる。)

 

また、昔の自分と違ってサーナイトトリックルームを仕込み、スイッチトリル択も作っている為、動きもとても柔軟です。

構築の満足度だけでいうなら全然記事にしていいレベルでしたが、最終結果があまりにも何も残ってなさ過ぎてショックだったので手が進まず放置という形になってしまいました。

 

4.龍舞トドロクツキ


対応ルール:レギュE
主な使用大会と結果:ポケパラ本戦 予選3-4

ポケパラ本戦のために調整した構築で、ずっと使いたかったトドロクツキ軸の構築についに手を出しました。
軸として作りたいと思ったから龍舞するエース運用です。

 

想定ルールがオープンシートである為、とにかく見られてたら不利になる要素を削って生き残った要素を集めています。

例えば、上記のレギュDのドラパルト構築で採用したチョッキ水テラスドドゲザンみたいなポケモンは、見られているかそうでないかで使いやすさが大きく変わってしまった為、そのようなポケモンは基本的に避けるようにしました。

 

調整に関しては、ランクマで全て完結できないため、

ランクマで最低限のポテンシャルがあるかを確認→知り合いとオープンシートでやって見られても影響がないかの確認を繰り返して調整していました(今回はほぼほぼルートさんに手伝ってもらいました)。

 

最初は流石にドラゴンベースの構築の軸に何回も原種ウインディ入れ過ぎでは?という疑念もあったことから何回かヒスイ化を試みましたが、元々トドロクツキが素のタイプだと全身弱点でヒスイの岩弱点があるとまたもや庇いきれない(テラス権ウインディまで回せない)と思ったのとパオカイリューに対してヒスイは神速+聖剣で突破されてしまう問題があったので、結局原種になってしまいました。
ただ、終わった後conaさんの構築で試した時スカーフヒスイだとこの辺の問題なんとかなるって気づいたけど遅かったです。

 

ドドゲザンの枠はずっと霊獣ラブトロスと悩んでいてランクマで試した際の勝率がどっちもほぼ同じだった為、構築提出期限18時までずっと悩んでいました。


結局テツノツツミに対して強そうなのがドドゲザンだったからドドゲザンにしたのですが、実は鋼テラ切る前提だとラブトロスの方が立ち回りやすいことに大会中に気づいて正直ラブトロスの方が正解に近かったように思えます。

一応ツキが苦手な威嚇避けはできますが、この構築の基本プランはスカーフウーラオスで荒してから後半にツキを出すプランで固めたことから威嚇を現実的に流せると判断したので負けん気に大きな価値は見出していません。

 

霊獣ラブトロス版

 

結果は書いた通り予選3-4という9世代唯一の負け越しとなってしまいました。
構築記事は、実はこの結果でもちゃんと書こうとはしていて7割ぐらい書いてる下書きもあるのですが、


帰宅直後すぐにコロナにかかってしまったこと
コロナ回復後無気力な期間が長く続いた
記事を書いたり結果から受けて構築に疑問を抱いてしまったこと


の3点から全く手が進まなくなってこのままだと他のことが何もできなくなってしまったことから書くのをやめてしまいました。

 

簡単な今年のまとめ

SVが発売するまでの間の2年間また空白期間ができてしまったことで久しぶりの年末総括となりました。

今回は空白期間の話はすっとばします。

今年に関してはJCSは本戦まで進んだけど会場大会にまでは駒を進められないという微妙というかしょぼいといってもいいのかなと思うぐらいの結果となってしまいました。

 

オフも多々出てはいましたしランクマもやっていたのですが、レートを上げようとした月は大体50位ぐらい、オフも予選はほぼ落ちないのですがベスト8とか高くて4とか高い成績だったり1位になれなかったりとなんともいえない成績がずっと続いていました。

唯一優勝したのが2月のきゅーぽけオフですが、これもダブルは参加者が10人ぐらいです。

SVは個体準備とか環境の回り方も含めて歴代と比べてかなり忙しいシリーズなのでついていくのが大変なのですが、こんなぱっとしない結果ばかりな現状は来年はもう少し何とかしたいところです。