あんぐらオフシングルは予選抜けました。
決勝トーナメント1回戦でみなもさんに負けましたが自分のイメージであんぐらオフってシングルオフの大御所ってイメージがあってその環境で予選突破できたのはかなり嬉しかったです。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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カビゴン | 恩返し | 鈍い | 欠伸 | 守る | 食べ残し |
ゲンガー | 目覚めるパワー飛行 | 鬼火 | 痛み分け | 道連れ | 黒いヘドロ |
メタグロス | コメットパンチ | 地震 | バレットパンチ | どくどく | オボンの実 |
スイクン | 波乗り | 身代わり | どくどく | 眠る | カゴの実 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | どくどく | 拘りスカーフ |
サンダー | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 電磁波 | 羽休め | ラムの実 |
パーティ全体の説明
上記の技構成のカビゴン、通称トビゴンを軸に組んだパーティです。
トビゴンはオフ環境ではなくバトレボランダム環境で発達したポケモンですが今回のあんぐらルールはトビゴンの敵であるバンギラス、FCロトム、零度スイクン等が軒並み禁止でありしかもバトレボ環境よりもゲンガーの汎用性が落ちています。
おまけにオフ環境でトビゴンは少ないということはバトレボ環境ほどの警戒はされません。
ここまでの環境なら間違いなくトビゴンは強いと睨んでこいつを軸にしてパーティ構築がスタートしました。
また、ユキトド環境でもあるため当然vsユキトドに対する勝ち筋も構築内に組み込んでます。
今回予想した通りトビゴンは刺さっており自分の中でこのパーティは文句なしの完成度でしたがいかんせんトビゴンの回し方を一部完全に理解してない部分もありそこが原因となって決勝トーナメントでの敗因となってしまいました。
カビゴン
実数値 257-155-101-*-141-56
性格配分 意地っ張り H172 A84 B124 D84 S44
特性は免疫で見ての通りトビゴンです。
努力値配分は一般流通してるやつとはちょっと異なりBとDをAとSを上げてます。
B耐久は残飯回復1回込みで205グロスのコメットパンチ2耐え、特殊耐久は残飯回復1回込みでラティオスのメガネ流星群1.5発耐えです。
特殊ラインは今回ルールで使えないラティオス照準となってますが控えめメガネマンダがほぼ同じ火力なのでこのまま使いました。
オリジナルの配分より耐久削った分はどう分けたかといえばまず先制で欠伸をするためにソーナンスに先制とれるS(55程度)程度は最低限確保しました。
A方面は計算したら実数155でH振りヘラ恩返し2発というラインが見つかりました。
これは数値の恩恵を試合中にストレートに受けることはそうそうないでしょうがよっぽど変なヘラでない限り後だしを1回しか許さないという意味では大きいかなと思いました。
あとは努力値が8だけ余ったのでSに振り最終的に実数56となりました。
技構成はまんまなので説明しないです。
ゲンガー
実数値 146-*-101-150-95-178
性格配分 臆病 H88 B168 S252
トビゴンの相方として持ってきました。
トビゴンを使う以上ヘラクロス等の格闘からの逃げ道というのが必須になります。
そこで候補として上がるのがボーマンダかゲンガーあたりとなるわけですが今回はオフで少ないとはいえひょっとしたら自分以外にもトビゴンに目をつけ採用してくる人がいるかもしれないと思いトビゴンのメタという意味合いも含めてゲンガーを採用しました。
トビゴンの逃げ道としてのゲンガーなので当然ある程度の場持ちは必須とされるから黒いヘドロを持たせて鬼火と痛み分けを採用するところまでは決まって他がまったく決まりませんでした。
そこでいろいろとバトレボ関連のゲンガーの技構成の情報漁ってたらこの技構成見つけて一目見てこのゲンガーとトビゴンのシナジー性の高さを感じてそのまま拝借しました。
なんでシナジーが高いかといえばこのゲンガーの後だしは基本ヘラに対して当てるわけです。
となるとヘラを迅速処理する能力は必須とされこの段階でめざ飛行の採用意義が見えてきます。
サイキネでも大体のヘラ2発になるのでそっちでもいいのかもしれませんがこのパーティはユキトドやナンスメタを固めた関係上毒等の状態異常を採用したポケモンが非常に多いです。
となるとソーヘラ等と遭遇した時状態異常をヘラにうってしまう確率が非常に高いためそこで毒を入れたポケモンからゲンガーに逃げた後ヘラが毒ダメージ込みでめざ飛行の圏内に入ってると全然違うためめざ飛行の方を採用しました。
また、めざ飛行を見せると電気ホイホイとなるわけですが結局ライコウやサンダー等の電気にはトビゴンを出すことが可能なので相互に逃げ筋を立てることが可能です。
道連れはゲンガーの技の不安定さやガブなどに鬼火を外したとき最悪11交換でき非常に使いやすく基本的にやらないですが身代わり張ったトドに対して11交換狙う選択肢も残すという点でもよかったです。
配分は特殊耐久のラインに特にいい数値もなかったためスカーフガブに対する保険としてHPの値が最も高くなるようにガブリアスの逆鱗耐え。
一応特殊ラインはユキノオーの吹雪+霰ダメ耐えるラインを越えることは目標としていてこうすることでユキノオーと直対面して逃げ道が作れない状況において道連れ→吹雪と霰ダメ耐えてヘドロで霰ダメ相殺で次のターン以降を二択ゲーに持ちこむことが可能で一方的にユキノオーに負けないようにすることが可能です。
実感覚でトビゴンとの相性は抜群で配分はまだ見直す余地があるかもしれませんが使用感に文句はなかったです。
メタグロス
実数値 187-178-151-*-133-93
性格配分 意地っ張り H252 A52 B4 D180 S20
今回のメタグロスはvsユキノオーを重点的におきました。
まず配分なんですが有名な配分であるボーマンダの珠文字耐えの特殊ラインです。
ただ今回はこの配分そのものがほしかったわけではありません。
このパーティはユキノオーに対して一方的に強く後だしが可能なポケモンがメタグロスしかいなくてメタグロスはvsユキノオーにおいてはかなり負担がかかってます。
ユキノオーも守るで時間稼いだりしながら逃げることが容易に想定できるためメタグロスは何度かユキノオーに出していくことが多くなるわけです。
となるともろいメタグロスだとすぐ出せなくなってしまうためそれなりに頑丈なグロスが必要だと思ったためこのラインに設定しました。
さらに持ち物もオボンの実にしてvsユキノオーに対してさらに場持ちをよくさせてます。
技はコメット、地震、バレットまでは単純な汎用性の高さやコメットにおいてはユキノオーを迅速処理、地震はオボン込みで敵のグロスの地震をニ回耐える可能性があるからタイマンで勝てる可能性の期待(あくまで保険的な意味合いでメインとしては考えてませんが)を考慮して採用し残り1枠はどくどくとなっています。
どくどくで最も強く見てるのはソーナンス+ユキノオーの組み合わせでもしこのパーティでグロスがユキノオーを倒す前にソーナンスに倒されてしまったらユキノオーを止めることができなくなってしまいます。
これは大爆発で11交換しても同じでグロスのHPを削らずにソーナンスを倒すことが可能な技を採用する必要があったため毒を使うことにしました。
また、トドに対しても交代読みまたはチェンジで出てきたトドに攻撃を当てた後の霰ダメとアイスボディの回復順番でこっちのSの方が速かった場合でも毒を入れることが可能です。
今回このグロスはやりたいこと全部できたのでこれで問題なかったと思います。
スイクン
実数値 207-*-157-110-135-130
性格配分 図太い H252 B60 S196
スイクン本来の仕事であるグロス等に対する後だしに加えトドを意識して技構成を設定しました。
身代わりを採用したスイクンはトドに対して非常に有利に立ち回るがことが可能でこのスイクンもトドメタなので当然身代わりが入ってるわけですが残飯をカビに渡してしまったため身代わり残飯というわけにはいかず身代わり眠るスイクンを採用することになりました。
身代わり眠るは眠る型として見てもどうしても本来のグロスなどに対する受け性能が若干下がってしまいますがトド相手に詰む方が問題だと思ったので仕方ないと思いました。
配分はそこまで厳密計算する時間がなくていつも使ってるグロスの鉢巻思念ニ耐え調整のBを少し崩してトド抜ける程度のSにまで上げたって感じです。
実数129で止めてないのはグロスの鉢巻思念のダメージがB実数157と158で変化がなかったからです。
まぁ厳密な計算はしていないとはいえ155〜160付近はスイクンにとって重要な物理ライン(マンダの舞珠逆鱗耐え、156サルの珠インファ2耐え等)が多いためこの辺に近づけるって意味では全然間違ってなかったのかなとは思いました。
ガブリアス
実数値 201-163-117-*-106-169
性格配分 陽気 H140 A100 B12 D4 S252
主にライコウを意識して入れました。
vsライコウはカビゴンだけでも基本的に足りてるとはいえばそうなのですがライコウも突破力が高いポケモンなのでカビゴンに丸投げは流石に危ない+ノイコウだった場合カビのPPを切らされる可能性もあったため上からライコウを倒すことができるスカーフガブリアスを採用しました。
また、ライコウ以外でもゴウカザルなど速くて突破力の高いポケモンに一方的に支配されないようになる点も大きかったです。
配分はライコウを意識してるためいわゆる201ガブリアスの数値となりましたがスカーフの場合A実数164に数値的な意味がなかったためBに振りヘラの鉢巻メガホーン耐えを最大乱数耐えから確定耐えまで持って行きました。
技もスカーフガブリアスによくある構成です。
どくどくは一度も使わなかったのですが他にほしい技もなかったし単純にソーナンスに対して詰まないってだけでも強いのでこのままでいいと思いました。
サンダー
実数値 191-*-115-145-132-139
性格配分 臆病 H204 B80 D172 S52
このサンダーは微粒さんから借りました(。
本当は自分もこの技構成のサンダー持ってるのですがプラチナで捕まえた関係上レベルが60なのでオフで使うことができませんでした。
配分は鉢巻ガブリアスの逆鱗耐え、メガネラティオスの流星群高乱数耐え、残りS(意地っ張りヘラが抜かせる)です。
サンダーの採用理由は敵のゲンガーにある程度強くすることでこっちがトビゴンを採用してる以上数が少ないとはいえゲンガーは無視できない存在です。
最初はライコウを採用してましたがライコウはドラゴンと電気水に強いポケモンでゲンガーの耐性を覗き仕事が軒並みカビゴンと被ってしない何戦かやってすぐいらないと思い身代わりゲンガーに若干の不安要素ができるもののそれでも安定してるサンダーの方を採用しました。
技構成はほんとに一般的なやつですがこのルールでもやっぱりドラゴンに隙は見せたくない+ゲンガーの弱体化化を狙いたいという2点を考慮したらこれ以上の技構成はなかったです。
ぶっちゃけるとこのパーティはこの技構成である程度堅いサンダーなら基本的に活躍するはずなんで配分はこれでもいいけど厳密計算したらもっと開拓できるんじゃないかなと思ってます。