環境考察

コンボ重視のパーティ
今回はスタンみたいなバランスを重視した考え方のパーティよりこの戦術をしたいって感じの特定のコンセプトを重視したパーティが多かった印象があります。
やはり新環境初期ということもあってか新しいことをしたいって考えを持つ人が多かったりまだメタが発展途上ということもありバランス重視のパーティが組みにくい所が理由だと考えられます。

メタグロスの減少
被りポイントを見てこれに驚いた人も多いのではないでしょうか
メタグロスといったらダブルバトルにおいて主流なポケモンであり、BWになってナットレイ等の他の鋼の選択肢が出てきたとはいえ(といっても今回はナットレイの使用率0ですが)やはり被りポイント1位の常連であることは変わりないと思います。
しかし今回は全体の5割もメタグロスを使っておらず被りポイントもフォルムごとに実質違うポケモンであるとはいえロトムに抜かされてしまいました。
この傾向の理由は自分もまだはっきりとは分からないですが個人的には最初に書いたコンボ重視パーティと関連していて、メタグロスはバランスを整えるポケモンであってコンボに貢献するポケモンではないため今回は入れなかった人が多かったのではないかと予想しています。

被りポイント4〜6
BWになってからの新要素はこの被りポイント4〜6に集約されたイメージがあります
例えば被りポイント5のトリトドンはBWの仕様変更により大幅に強化されたポケモンです。
HGSS以前ではこの位置にラグラージがいましたが今回完全に関係がひっくり返ってラグラージの被りポイントが1とラグラージ主流からトリトドン主流へと移った傾向がよく分かります。
同じくポイント5には全く新しい性質を持ったメタ要素の強いズルズキンやラティ速い電気飛行のボルトロス、さらにポイント6には意外と思った人も多いであろうブルンゲルがいます。
このようにポイント4〜6がまさにBWにおける環境変化が現れてると言えると思います。

少なかったポケモンたち
今回のオフではバンギラスナットレイが極端に少なかったです。
バンギラスは新しい相方と言えるドリュウズを手に入れ、ナットレイもBWで注目されたポケモンのうちの1匹でありましたがバンギラスは1匹、ナットレイに至っては0という状況です。
今回たまたま少なかっただけなのかは分からないですが今後のオフでどう変化するかが気になります