お前は2年間何してたんだその2

昨日の記事の続きです。
主に関東で行われた66対戦オフである夜空杯のお話し。



2014年11月


時期としては昨日のWCSより過去(時代もXY環境)のものとなりますが、ちょうどこの時期にくろばさん主催のシングル66対戦オフである夜空杯に参加しました。

自分自身66はこの機会が初めてであり試しで回す環境も当然あるはずがないので、過去の経験と理詰めだけで構築を組んで本番に挑むことになりました。
使用したパーティは以下の通り

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性 実数値
ライボルト 10万ボルト 目覚めるパワー氷 ボルトチェンジ 火炎放射 ライボルトナイト 避雷針/威嚇 165-*-72-138-80-172/165-*-100-168-100-205
ゲンガー シャドーボール ヘドロ爆弾 鬼火 身代わり 黒いヘドロ 浮遊 161-*-81-151-101-178
マリルリ 滝登り じゃれつく 叩き落す アクアジェット 拘り鉢巻 力持ち 206-112-101-*-101-71
ガブリアス 逆鱗 地震 剣の舞 ステルスロック ゴツゴツメット 鮫肌 182-116-*-105-169
ハッサム 蜻蛉返り バレットパンチ 剣の舞 羽休め オボンの実 テクニシャン 175-150-141-*-126-85
サザンドラ 流星群 悪の波動 竜の波動 大文字 拘りメガネ 浮遊 168-*-110-177-110-165

※先発は基本ライボルトで対面にカバルドン等の動きにくくなる地面タイプがいる場合のみゲンガースタート



コンセプトとしてはカロスダブルで使用したメガライボルト軸の構築バランスをそのままシングルに持ってきた形となります。
これに至った始まりはゲンガーの身代わり残飯による居座りでの勝ちを目指したいというコンセプトが中心に来たことであり、カロスダブルでのライボ軸の構築も結局ゲンガーが構築の核に近いところにいた
関係でほぼそのバランスをそのまま使える所から基本形を引用して構成しました。
特にライボとゲンガーの縦関係がもともと綺麗だったため、ライボ→ゲンガーの流れで綺麗に身代わりを張る隙を作れるイメージが容易に可能だった点も後押ししました。
特別なことをするわけではなく、交代戦を繰り返す中で鬼火ステロ等のスリップダメ―ジ、マリルリサザンドラの拘り技、ハッサムとライボの蜻蛉ボルチェンででダメレ及び個体数有利を取って勝つという
66シングルバトルの基本に忠実なものとなっております。


結果としては予選4-2ではあったものの、自分が負けた二人が綺麗に綺麗に予選を抜けてしまったので予選落ちという情けない結果に終わっております。


構築面での反省としては、ガブリアス剣舞→逆鱗の流れがシングル66だと想像以上に使いにくいということに本番で気づいてしまい、ガブリアスがステロを撒いて主力攻撃ゴツゴツメットみたいな状態になってしまったので、
攻撃技をドラゴンクローにした方がよかったのかもしれません。



2015年5月

こちらも上記と同じく、くろばさん主催の夜空杯となります。

今回の参加の経緯として


くろば「ミガッシュ夜空杯来てよ。今週の土曜ね(月曜日頭段階)」 

俺「うん」

俺(2時間後)「うーん新規育成4匹か・・・」


というやりとりがあり、この段階では前回記事のポケモンやっていた時期とある程度被っていたとは言え、ほぼやっていないに等しいルールの構築をオフ1週間切った状態で考えることになりました。
ちなみに上記やり取りから構築の構想は大体2時間で完成し、1匹は親個体を持っていない関係で知り合いに理論値をつくって貰ったとは言え、本当に4匹新規育成しました。


構築が以下の通り

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性 実数値
メタグロス コメットパンチ 思念の頭突き 地震 身代わり メタグロスナイト クリアボディ/硬い爪 185-157-151-*-111-134/165-167-171-*-131-178
ボーマンダ 流星群 火炎放射 どくどく 羽休め ゴツゴツメット 威嚇 183-*-130-131-101-155
シャワーズ 熱湯 冷凍ビーム 願い事 守る オボンの実 貯水 237-*-122-131-116-86
マンムー 地震 氷の礫 つららばり ステルスロック 気合いの襷 厚い脂肪 185-182-101-*-80-145
ナットレイ パワーウィップ ジャイロボール はたき落す 守る 食べ残し 鉄の棘 181-154-157-*-137-22
サザンドラ 流星群 悪の波動 蜻蛉返り 火炎放射 拘りスカーフ 浮遊 168-*-110-177-110-165

※先発は100%マンムー

メタグロスを軸にした構築で、最終的にメガメタグロスが身代わりを残した状態で全抜きできてる状況が作れれば理想というイメージの構築です。
メガメタグロスは有利対面で身代わりを残した後の動きがとても手広く、ステロのダメージも小さいので願い事で使いまわしながら上記の動きを実現する隙が生まれれば強いのではないかという発想から生まれました。
といってもこれもシングル66の交代合戦から相手を先に崩して制圧するという基本そのままの構築だったりしますけどね。
上記のライボルトの構築もそうですが、せっかく66をやる以上こういう動きの構築を使いたかったという気持ちも大きかったです。
ボーマンダが少し異質なステータスと技構成をしてますが、ガルーラを筆頭とした物理突破ポケモンに対するクッションが欲しくて格闘タイプに構築全体が薄かったことからそこまで見ようとした結果入ってきました。
主力攻撃ゴツメサブ攻撃技どくどくみたいな感じで、メタグロスが突破しにくい物理耐久寄りの水タイプにどくどくを入れやすいということもあり、こいつの採用自体は正解でした。
ただしこの構築は強烈な積み技や攻撃補助のこだわり持ちが存在しない為、ポリゴン2みたいなポケモンを突破するのにとても苦労してしまう一面が見られました。
ギルガルドに対して楽に動くために採用したグロス地震でしたが、そこまで考慮するとここは爪とぎでよかったのかもしれません。
ちなみにナットレイは本当はジャイロじゃなくて宿り木が欲しかったのですが、これだけどうしても育成が間に合わずもともといたものを使いまわすことになってしまいました。


結果としては予選6-0で予選は抜けたものの、決勝トーナメント1回戦で負けて微妙な結果になってしまいました。
これに関してはまだマンムーの切り方などが甘く、実際に対戦をした回数の少なさがそのまま負けに響くいてしまいました。


こんな感じでは実は6世代は2回も66オフに出てたりしてました。
どちらも理詰めのみでの構築となりましたが、負けたゲームは全てルールの経験不足がそのまま反映されてるものばかりとなっているので何とも言えない感じでした。
こういう機会があればまた出たりするのかもしれません。


その3に続く