イバンの実ってマジでやばいアイテムなのか?

昨日書いたようにこの手のぱっと見のインパクトが強くて出る前から大騒ぎされるものってのは大体は登場してみると案外壊れと呼ぶものではなかったって結論にたどることが多い。カードゲームなんかではよくある話だ。

で、自分はイバンもこの道をたどるもんだとついさっきまでそう考えてたんだが発動タイミングや木の実の消費タイミングとかの情報調べてみるとやすやすとそうはいえない気もしてきた。

まずはこのアイテムのプラス面の特徴をいくつか箇条書きであげてみようか

・発動タイミングが他の木の実と違いターン初めなのでバレバレってことにはならない。
・発動タイミングによりHPが減ってすぐ消費しないため発動できる状態でも発動せずに入れ替えることができる
・すばの数値ではなくすばの順位を操作する効果なので電磁波やトリックルームなどを完全無視。よってイバン持ちを遅くする手段が存在しない。
・持たせるポケモンの自由度がラムカゴ並に高い

他にもあるかもしれんが主に周りで騒がれてる特徴はこんなもんだと思う。

で今回考えたいのはダブルバトル上で本当にこれが壊れアイテムでイバンを使った物勝ちという流れになって読みも何もなくなる環境が出来上がってしまうのかということ

まず第一にこのアイテムの発動タイミングの読みにくさについてだけど単純にカビゴンとかに持たせるとしたら多分それが猛威を振るうのはこのアイテムの感覚に慣れてない出てきた当初だけでしばらく出てきたらそううまくはいかなくなると思われます。具体的に言えばこのアイテムはバトルが始ってすぐ発動するわけではなく何ターンか相手のアイテムを推理することができるわけです。で、とくにカビゴンはオボンがラムが主流になってるわけだからこいつのオボンが発動せずにかつ他のやつがラム持ってたりすればこいつがイバン持ってる可能性があがるわけです。また、入れ替えて好きなタイミングにも発動って言っても本来ならほぼ何もできない残りHPが低い鈍足ポケモンをわざわざ入れ替えた段階でイバン持ちであるとほぼバレバレなんですよね。だから単純に鈍足なポケモンに持たせてあるだけならイバンを読むのはそう難しくなくなると考えてます。


で、単純に使うなら結果的にそうではなくなるといってますが問題はそこより一歩先に進んだところ。つまり自由度の高さがポイントになってくるわけです。
たとえば極端に言えばトリパにイバンもったラティオスとか仕込んでおいてルーム中でもすば種族値の高いポケモンが即席で先手を取れる環境を作ったりとか特定のポケモン倒すためのピンポイント要素として持たせるとか色々できるわけです。だから今後の大会でイバンがポイントになって優勝したパーティがある場合恐らく普通の使い方をしてるものはそう多くないと思われます。
つまり今後そういうのに負けたなくなかったから可能な限りイバンの意外な使い方を研究しておくことが重要になってくると自分は思います。


結論:火力の高い先制技持ち4匹いるマリルリパ最強じゃね(