結構使いやすくて構築晒すの渋ってたけど、オフで使ったし別のパーティ開拓していかないといけないから、いい加減晒します。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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ウルガモス | 虫のさざめき | 熱風 | 蝶の舞 | 守る | ヨロギの実 |
ズルズキン | けたぐり | 噛み砕く | 猫騙し | 守る | ヨプの実 |
ウォッシュロトム | 10万ボルト | めざパ草 | 電磁波 | 守る | オボンの実 |
メタグロス | コメットパンチ | 思念の頭突き | バレットパンチ | 守る | ラムの実 |
ラティオス | 流星群 | めざパ地面 | 日本晴れ | 守る | 命の珠 |
ギャラドス | 滝登り | 氷の牙 | ストーンエッジ | 恩返し | 拘りスカーフ |
概要
蝶の舞を覚えたウルガモスを中心に作ったパーティ。
ウルガモスの攻撃範囲は、現在流行ってるスタンパーティに対して非常によく刺さり、蝶の舞をすることで生半端な特殊攻撃で落ちる事もなく、ラティも上から縛ることができるようになり、そのまま相手のパーティを全滅させることも可能である。
ただしウルガモスは岩技を食らうと、非常に大きな被害が出てきてしまい、岩技の一貫性を作ってしまうと、岩雪崩だけで壊滅するようなパーティになってしまうため、構築時はそこを注意したい。
実数値 臆病 191-*-86-160-134-154
火力
蝶の舞1回後の75%熱風で187-111メタグロスに対して最低ダメージ186
特殊耐久
C実数182ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群耐え
素早さ 補正なし100群+2
ウルガモスの努力値配分は人によって差が出るが、今回は場持ちがほしかったため耐久に多めに振った。
最初に特殊耐久から考えて、ウルガモスは蝶の舞をすれば耐久力関係なくラティオスを縛ることができるが、いつも蝶の舞ができるとは限らず、そのままラティオスにジュエル流星群などで倒されてしまっては困ると思ったため、ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群を耐えるまで振った。
物理耐久は、ちょうどいいラインが特に見つからなかったため、具体的に何を耐えるというわけではないが、可能な限り高くしたかったため、上記の流星群耐えの調整はHP全振りからスタートさせた(ただし定数ダメを意識して16n-1にしている)。
そしてウルガモスは、クレセリアにも圧力をかけることができるのに加え、今の環境でクレセリアに先制で電磁波を入れられることはディスアドバンテージになると考えたため、S実数は最速クレセリア+1の最低151は確保することをまず考えた。
余った努力値で何ができるか計算してみると、C実数160まで引き上げた場合、H振りのメタグロスを熱風でほぼ落とせるラインになることが分かった。
これは、ラムグロスではなくスカーフグロスを意識したもので、スカーフグロスは岩雪崩搭載率が高く、蝶の舞をした後の熱風を耐えられてしまうと岩雪崩を食らってしまう問題があり、どんなスカーフメタグロスでも倒せるだけの火力がほしいと思い、この値を設定した。
さらに、残った分をSに持っていくと、補正なし100属を抜かせる154になったわけだが、Cを引き上げて確定でH振りグロスを落とせるようにしなかったのは、そもそもS151を確保すると確定で落ちるまでのCにならなかったこと、この配分はスカーフグロスを意識したもので、H252振りまでしてるスカーフグロスは希少だと判断したため、Sを優先させた。
技は、蝶の舞ウルガモスでは定番(?)の技を4つ集めた。
熱風を火炎放射にすると、ほとんどCを振らずに蝶の舞1回後の火炎放射で187-133メタグロスが落ちるようになるのだが、今回は汎用性を取って熱風を採用した。
持ち物は、ウルガモスは岩技を食らってしまうと不一致でも致命傷になり、最悪有利なはずのメタグロスにすら岩雪崩で返り討ちにあってしまうこともあるため、それを防ぐためにヨロギの実を採用。
これを持つことによって事故を防ぐたけではなく、蝶の舞をした後、岩技があるとわかってる相手に対しても、無理やり押しきることもできる。
ウルガモスは状態異常被弾率が高いためラムやクラボも相性がいいが、それを考慮しても岩技の事故死は怖かったため、今回は採用は見送った。
実数値 慎重 172-142-135-*-149-78 脱皮
火力 けたぐりで187-151メタグロス3発(実数138から実現)
特殊耐久 182ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群耐え
ウルガモスは、蝶の舞をすればものすごい支配力を得られるが、何のサポートもなしに蝶の舞ができるわけではない。
相手も、何かしら初手からウルガモスに圧力をかけてくるため、蝶の舞をするためにはサポートが必要になる。
そこで、今回は蝶の舞をするためのサポートとして、猫騙しを採用することにした。
猫騙しが使えるポケモンといえば、マニューラ、ゴウカザル等が主流だが、マニューラはウルガモスにとって一番被ってはいけない岩技が被っていて、ゴウカザルもウルガモスと同じ炎タイプであるため、攻撃範囲も若干被り水タイプと遭遇すると動きにくく、2匹とも場持ちが若干悪い。
そこで、ウルガモスの苦手な岩タイプに抵抗を持つ格闘タイプであって耐久力も高いカポエラーかズルズキンが候補に上がったわけだが、カポエラーは個人的に若干耐久が足りないと感じたこと、結果的に威嚇役はギャラドスが入ってきたため無理にここに必要がないこと、何よりロトムやトリトドンに対して安定した打点を入れる事ができないという3点から、ズルズキンの方を採用することにした。
また、ズルズキンは特性脱皮のおかげで状態異常にも耐性が付いているため、アイテムが制限されてるウルガモスが若干苦手とする麻痺に対してパーティ全体を強くすることができる。
配分は、ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群耐えを最低ラインとして、耐久はこれで足りてると感じたためAをどこまで振ろうか考えたところ、A実数138あればけたぐりでメタグロスが3発になり、こんだけあればグロスにけたぐりが入ればある程度いいダメージになると分かったため、とりあえずこの辺まで上げる事にした。
余った分をどうするか悩んだが、Aを上げていくと噛み砕くでHに振ったロトムが3発で落ちる確率が上がっていき、ズルズキンのメリットは、けたぐりを採用してもロトムトリトドンに安定打点が入ることだと考えているため、その確率を上げるために結果HA振りとなった。
技は、格闘タイプの枠はドレインパンチかけたぐりかで分かれるが、ウルガモスが苦手なカビゴンに対して高い打点がほしかったため、今回はけたぐりを採用。
悪タイプの枠は、最初ラティオスを1発で倒せるしっぺ返しを入れていたが、途中からロトムに電磁波が入り(最初は鬼火が入っていた)、しっぺ返しの威力があんまり出せなくなったため、噛み砕くに変更した。
持ち物は、オボンや残飯など回復アイテムの採用が多い気がするが、今回は猫だましをする時などズルズキンに無理やり場に居座ってもらいたい時も多いため、格闘タイプの攻撃で落ちないようにヨプの実を採用した。
これにより、ウルガモスとズルズキンが本来両方とも苦手な相手であるテラキオンに対してもズルズキンで勝ちにいくことできる。
実数値 穏やか 157-*-127-125-165-116
特殊耐久
182ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群耐え
ウルガモスは岩弱点が非常に痛いため、飛んでいるポケモンでも、岩弱点のポケモンはなるだけ採用したくない。
水ロトムは、飛んでるポケモンが持ってる弱点性質(岩 氷 電気)をことごとく潰していて、水の抵抗も持っているため、ウルガモスとは非常に相性がいい。
配分は、ラティオスのメガネ(ジュエル)流星群耐えにし、それでほとんど努力値を食われてしまうため、余り分をSに振った。
ただ、HP155でもメガネ流星群は耐えるため、そこまでHを落としてSを上げた方が良かったかもしれない。
先ほどからラティオスのメガネ流星耐えのポケモンばっかりであるが、このパーティはウルガモスの蝶の舞をしない限りは基本的にラティに対して後手後手なので、ウルガモスを選出しなかった場合等を考えると、このラインの耐久力は必要となってくる。
技は、今回はトリトドンに対して一方的に強いというポジションをこのロトムに与えるため、めざパ草を採用した。
ウルガモスも蝶の舞の関係でそこまでトリトドンには弱くないし、このパーティは全てのポケモンが何かしらトリトドンに抵抗できるようになってるが、一方的に強いポケモンはロトムを除くとおらず、立ち回る上で常にトリトドンを意識しないといけないとなると立ち回りに負担がかかるため、こういう位置づけのポケモンを作った。
電磁波は、最初カビゴンを意識して鬼火だったが、鬼火の命中不安と、ウルガモスを除くポケモンがロトム含め基本的に後手後手になりやすく(特にvsラティ)、上から圧力をかけられることが多かったため、ウルガモスを選出しなかった場合も先手を取りやすくする可能性を作るため、電磁波にした。
また、このロトムはハイドロポンプを採用していないが、パーティ内にギャラドスが入り水技を無理にロトムが持たなくてよくなったのと、ロトムのハイドロポンプは連射して全て当てる事で初めて仕事を遂行でき、非常に不安定な技だと判断したため、今回は採用しなかった。
よって、このロトムは全て命中100の技で固まっており、非常に安定して立ち回ることが可能となった。
実数値 意地っ張り 187-181-150-*-133-90
火力
思念の頭突きで157-128オボンロトム乱数下2個以外3発
毎回の如くこのポケモンは採用されるが、今回一番大きく見る部分は、ウルガモスと弱点が被らずに岩抵抗を持っている点だろうか。
メタグロス採用理由は本当にいろんな理由がつけられるけど、このポケモンは、パーティの穴を広く補完して自分が空ける穴は可能な限り小さくできるポケモンであると考えている。
技は、定番のコメバレ地震守るではなく、地震を切って思念の頭突きを採用した。
最初は地震も試したが、このパーティが元々相手のメタグロスに強いポケモンが多かったのと、ウルガモスやズルズキン等飛んでないポケモンと並ぶことが多かった点、さらにこいつがロトムで止まると、ロトムが重たくなる並びが増えてしまうため、ロトムを殴ることができる思念の頭突きを採用した。
地震を切ったことによりウルガモスが殴れないヒードランに対してグロスも殴れなくなってしまったが、ラムグロスであるため対面でヒードランを殴れるHPには限りがあるのと、ウルガモスとグロス以外は比較的にヒードランに強くしてるため、そこは使っててあまり気にならなかった。
ただ、気にならなかったと言っても、勿論ヒードランを見た時選の選出に、ヒードランを殴れるポケモンの数には十分注意しなくてはならない。
努力値配分は、雨パに出しに行く事もできる+地震を切った関係でグロス同士の同族勝負を放棄してよくなったことから、Sを切って耐久に思いきり振った。
余り分を全て火力に振ると、思念の頭突きでHにふったオボンロトムが最低乱数を引かない限り3発になるため、今のロトムの型や思念の採用理由から理にかなってると思い、この値を設定した。
持ち物は、炎の一貫性があるわけでもなくオッカを使う理由はないため、状態異常に強くなるラムを採用した。
このパーティが電磁波をばらまかれてもある程度対処できるのは麻痺ばらまき役(クレセリア)を迅速処理できるウルガモス、脱皮で回復できるズルズキン、ラムグロスの3匹がいるからこそだといっても間違ってはないだろう。
実数値 臆病 156-*-101-181-130-178
ラティオスも、岩弱点でない飛んでるポケモンのうちの1匹で、ウルガモスがラティオスとグロス両方に強いため、こっちのラティオスも比較的動きやすくなる。
また、ウルガモスの攻撃範囲と流星群も非常に相性が良い。
技は、ウルガモスがヒードランを殴れないため、ラティオスで殴る必要性が出てきてめざ地面を採用。
そして、残り1枠に日本晴れを入れたが、最初はヨロギウルガモスを麻痺から守るため神秘の守りを採用していた。
しかし、脱皮ズルズキンやラムグロス等元々状態異常に強いポケモンはある程度そろっていて、クレセリアもウルガモスですぐに処理できてしまうため、そこまで神秘の守りを使う必要性もなかった。
逆に、ロトムの前で蝶の舞をする時ハイドロポンプが飛んできたら蝶の舞をやっても結構なダメージになるため、それを減らす目的で日本晴れを採用した。
ただ身を守るだけでなく、ウルガモスの火力も上がり、天候パーティの対策としても使うことができるため、様々な恩恵を受ける事ができる。
実数値 陽気 171-177-99-*-120-146
火力
滝登りで192-86ウルガモス乱数下から2個以外落ちる
ギャラドスは、飛んでるポケモンの中で岩弱点ではあるが、威嚇を持ってること、岩雪崩を食らっても即死級ダメージにならないほどのある程度の耐久があること、攻撃面の水がウルガモスが殴れないポケモンに通りやすい点で採用した。
持ち物が、一般的なソクノの実ではなく拘りスカーフだが、これはパーティ内におけるラティオス+αとしてのガブリアスを上から大ダメージを与える事ができるポケモンの確保が第一の目的である。
バンギラスがいる環境でもあるため、ガブリアスの存在は基本的に無視することができない。
パーティ内でガブリアスを縛ることができるポケモンと言えば、大体はまず1匹ラティオスが入ってくるが、ラティオスだと砂中に流星群を外した時ドラゴンクローで返り討ちにあってしまうし、そもそもタスキを持っていたら当たってもラティオスは負けてしまう。
そこで、ラティオス+αでガブに上から対抗できるポケモンが必要になってきて、スカーフギャラドスは氷の牙で上から縛ることができ、威嚇でガブリアスを弱体化、さらにガブリアスから決定打を受けにくいことから、非常にvsガブリアスの性能が安定していると言える。
また、スカーフギャラドスはウルガモスにも非常に強くて、最初に言ったとおり、ウルガモスは今流行ってるスタンパに非常に攻撃の通りが良くて、今回自分が使ったパーティも、通りの良い構築のうちの一つであるだろう。
そこで、スカーフギャラドスは、相手のウルガモスに上から滝登りをすることができて、猫騙しなどで妨害されない限り行動させずに倒すことができる。
ウルガモスの攻撃も、基本的にギャラドスは抵抗を取れるため、猫騙し等で妨害されてもそのまま突破されることはないだろう。
そのため、努力値振りは、ウルガモスを滝登りで倒せる可能性を可能な限り上げるためAS振りとなった。
技は滝登り、エッジ、氷の牙までは大体普段スカーフギャラドスを使う上では共通で、残り1枠は今回はトリトドンに安定打点が入る恩返しを採用した。