今年もあと一日ということで毎年恒例のポケモンの総括となります。
前置きはなしでいきなり本題から入っていきます。
1.今年の成績
今年はついに初の公式大会全国出場を達成したのみにならず、いきなり成績上は全国3位入賞にまでたどり着くことができました。
残念ながら新型コロナウイルスの影響で世界大会は中止となり、世界大会に行くことはできませんでしたが、ここまで来るのにポケモンリーグ2004から始まって16年かかっているため、本当に大躍進だったと言えます。
また全国大会以外にも
ランクバトル → 最終30位以内2回
PJNO(全国大会出場権利者のみを集めた非公式大会) → ベスト32
バトルレジェンド → 23位
と平均値も大変高く一年単位で区切ると間違いなく今年より成績が高い年は存在しないと思っています。
2.今年の取り組み方
今年は明確に去年までとやり方を変えました。
コンパクトにやったことを羅列すると
A.情報の入り口を増やす
B.絶対に勝ちたい大会1か月前以内になるまでは絶対に自分で構築を作らない
の2点となります。
Aは簡単にいうとTwitterで現役でダブルやってる人をフォローしてTwitterに構築の情報が流れてくるようにして毎シーズン全てローカルに構築画像を保存すること、Bは自分で構築を作るという行為をせずにAによって得られた大量の構築をコピーして試すという行為をひたすら繰り返して絶対に自分でパーティを作ったりコピーした構築の構成を変えないという取り組みをしていました。
ただし、Bに関してはレンタルをそのまま使うのではなく個体は自分で計算してステータスを決めた上で全て自前で用意したものを使っていました。
上記の取り組みは何が発端で起こったのかというと今までの自分には以下の問題点があったことに起因しています。
a.自分が知らないことに対して対応能力が低い
b.環境初期に自分で作った理論が固定観念として後半まで残ってしまう
aは例えばサマヨールとポットデスが並んでいる相手に対して影打ち弱点保険の選択肢を知らずにそのまま負けてしまうみたいな分からない殺し、フシギバナ解禁直後であればフシギバナに眠り粉を打たれて何ターン先に何が起こるのかわからないまま動きの計画が立てにくいといった知識の範囲外に対する対応力ですね。
これを上げるためにはそれらが何をしたら負けるのかを知る必要があり、あらゆる構築を試すという行為が必要でした。
bの方は去年のWCSルールであるサンシーズンのまとめ記事なんかがそうなんですが、最初に作った自分の中の強い弱いを中盤以降の環境変化に対してなかなか切り替えができずに序盤は勝てるけど中盤以降勝てないことが多いという問題がありました。
知識を増やして且固定観念にも捕らわれないという状況を作るためには逆に各ルールの序盤は自分で考えずコピーした構築の感想をありのままに知識として増やしていき、環境が安定した段階で一番勝ちたい大会のために最後に自分で考えた構築を持ち込むというスタンスをとることにしました。
この取り組みは間違いなく大当たりでだからこそ今年は良い結果が出たのかなと思っています。
3.今年の構築
今年は成績が良かったので必然的に満足度の高い構築がかなり多かったのです。
それらの構築全体の特徴としてはダイマックスできるポケモンの選択肢が広いものを好む傾向にあり、特にトゲキッスに関してはバンドリドラパキッス以外は全てダイマックスできる選択肢を残してる程でした。
その中でも今年の最高傑作はどれかといわれるとPJNOで使用したジェットトリルバンギラスになります。
この構築はダイマックスのタイミングも個体も自由自在でとれる行動の選択肢が非常に広いという特徴を持っています。
努力値振りも6匹全て252振り2カ所で完結しているものが存在しないガッチガチの数字武装されているのでそこもお気に入り要素の一つですね。
BO3向けということで若干命中率が低い技で多く構成している点と速いロトムがかなりきつかったという2点が難点として残っていますが、元々ヨロイ島リリース後十日程しか作る猶予がなかった中で作った構築でもあり、その割には十分すぎる完成度になったかなとは思っています。
4.最後に
ではこれだけ結果が出たなら今年は満足だったかといわれると実は王者決定戦以降から今に至って本当に元気がない状態が続いています。
まず王者決定戦の対戦内容は、正解を選べたかという観点で自己評価すると点数がめちゃくちゃ低い対戦内容で、気づいてる人からはそういう風にしか見えていなかったんじゃないかということをかなり気にしていました。
また、それとは関係ない要素からも元気がでるような要因がなかなかなく基本的に元気がでるような状態になかなかなれないです。
冠リリース後は基本的にそれらしい結果を一切出せていないどころかそもそも触るモチベーション自体が致命的に低下しているというとまるで王者決定戦までの私は自分ではない誰かだったんじゃないかと思えるぐらいになっています。
来年の全国大会の権利も持っている状態で次のステージは確約されているところからスタートなので、年末にこの気持ちを置いて来年からは元気にやっていけないとまた残念な結果に逆戻り・・というかそれ以前に気持ち的にしんどいのでなんとかしたいんですけどなんとかして気持ち的に元気になる方法を探したいと思ってます。