ダブルにおける物理と特殊の特徴

ダブルバトルにおいて瞬間的に出せる火力は一般的に特殊のほうが高い傾向にあります。



物理でよく飛んでくる攻撃としてメタグロスのコメットパンチ、ローブシンドレインパンチバンギラスの噛み砕く、火力の高いものでハリテヤマの根性インファイト、砂中のランドロスの珠地震、特例として単体で特殊より圧倒的に高い打点の出る大爆発ぐらいですがダブルはラティオスボーマンダのジュエル(メガネ)流星群、シャンデラのオーバーヒート、キングドラの珠雨ハイドロポンプボルトロスの雷等中には天候依存のものもありますが1匹で出せる火力がかなり高いことがわかります。


全体攻撃で見ても187×2=374の威力が出る大爆発を除くと物理で主流な岩雪崩は1匹当たりの威力56×2=112(といっても岩雪崩はトッププラスのタイプの一貫性と怯みがついてますが)、地震は150出るとは言え味方を巻き込むのに対して特殊は地震と同じダメージ効率で見方を巻き込まない熱風、71×2=142のダメージ効率を持つ濁流、90×2=180のダメージ効率を持った吹雪が存在します。


おまけに、物理みたいに威嚇でパワーが下がるようなことがないため火力面を妨害されにくいです。


ポケモンのダメージ調整というのは基本的に単体で出せる火力に対して行われることが多いです。
特殊の方が圧倒的に高く、意識して努力値を入れないと耐えない攻撃が多いため特殊面に耐久がよりやすい傾向にあるわけですね。



逆に物理は単体で出せる火力がそこまで高くない代わりに火力の底上げをする手段が非常に多いです。
一番有名なのが威張る+ラムキーor神秘のコンボ、袋叩き+正義の心のコンボ等コンボ規模でいけば火力をいとも簡単に2〜4倍まで引き上げることが可能です。
この次元までの火力になると耐久調整しても間に合わない場合がほとんどだから耐えようと考えずにコンボを崩した方が早いという思考になりやすいわけですね。


以上、何を今更な話でした。